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雇用のミスマッチ

求人数は増加傾向だが、『「就きたい仕事」と「欲しい人材」の条件がかみあわない「雇用のミスマッチ」が拡大し続けている。』

(読売新聞2006・10.8)

 

求職者1人あたりの有効求人倍率は昨年末に1倍台を回復しその後も改善傾向が続いているが(=求人数は増え続けているが)、新規求人数のうちどれだけ実際に雇用されたかを示す充足率(2006・08で20%)は低下傾向にある。

企業側としては欲しいスキルをもった人材がいないから採用を活発化させているが、求められるスキルがない場合の求人倍率かなり低いと思われる。

 

また働く側のスキル不足による「雇用のミスマッチ」のほかに、職業条件が悪すぎるための「雇用のミスマッチ」もある。

例えば不景気といわれていた時代も「保安」関係の仕事は一貫して求人件数の多かったが、キツイわりに給料が低くなり手がいないため、見かけ上の「有効求人倍率」を押し上げていたし、現在もそうである。